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「多文化」

  • 2004年9月 6日 23:55

先日、ヨーロッパの人と話していてほおっと思ったことを一つ。
それは、「多文化〜multi culture」という言葉。
スイス人であり、かつて日本留学経験者である彼によれば、ヨーロッパで「多文化」という言葉は、あくまでヨーロッパ諸国とアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの西欧文化圏の中での多文化でしかない、のだとか。
これは、結構な驚きでした。
ヨーロッパ人の視野には、実のところ西欧文化圏しか入っていない!???
ヨーロッパ人が自分で言うのだから、確かにそういう印象がゼロではないのでしょう。
彼らだって表立ってそんなことは言わないだろうけれど、かなりそれは本音なのではないか。。

そんな話を、たまたま今日来訪された某大学助教授にしたところ、「なるほど。そういえば、以前、日本の博物館にヨーロッパ人を案内したとき、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどのものが、並列的に並べられていることにショックを受けていました。」というコメント。
オリンピックを見ても思いますが、世界はまだまだ圧倒的に欧米中心社会であることは事実なのでしょう。

世界の価値基準は、今のところ欧米文化を軸に立てられています。世界標準と言っているけれど、実は欧米基準なわけです。でも、もっと違う価値観で切り込む、ということも考えられるし、改めてそういう議論もあっていいのでは、と思います。たとえば、極端に言うと、「賄賂は善だ」とか。「談合は推進すべきだ」とか。時代錯誤だとか逆戻りという意見は覚悟の上で、いや、なぜダメなのだ?と堂々と議論し直すのも面白いんじゃないでしょうか?。。。ま、ネゴトですけど。

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