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お役所の流行り言葉

  • 2004年11月 8日 22:49

若者言葉、というのはよく取り沙汰されていますが、どの世界でも流行り言葉はあります。お役所にも流行はあるようです。最近、私が気づいたものをいくつか。

まず最近気になったのが、「話しぶり」「書きぶり」という表現。普通は、「食べっぷり」「飲みっぷり」などと、その有り様や態度を表現するときに使います。通常の庶民の会話では、決して「話しぶり」「書きぶり」などという言い方はしませんが、去年あたりから、入管に行くとしきりに聞くようになった表現です。
役所の文書や説明は非常に持って回った言い方をします。そこで、役人自身が、上から回ってきた文章の意図するところを解説したり分析したりするときに使い始めたのではないかと、勝手に推測しています。
たとえばこんな風に使います。「この通達文書の書きぶりからして、要するに今後このようなケースは認めない、ということだと考えられます。」など。なんだかもったいぶった言い方ですけど、いかにもお役所言葉ですね。

「有り様」というのもこのごろよく耳にします。「ありさま」でなく、「ありよう」と発音します。これは、役所と言っても、自治体主催のフォーラムなんかでよく使われるようです。これまでは「ありかた」という表現が一般的だったと思います。とにかく、最近よく耳にします。曰く「日本語教育の今後のありよう」「地域における外国人との共生社会のありよう」など。。「あり方」という方法論的な意味合いに比べ、「あるべき姿」「あったらいい姿」というニュアンスにより馴染む感じがします。そういうわけで、私もこのごろはしっかり使っています。

「小職」というのは、文書で最近目についたもの。「私」を指すことばです。
yahooの知恵袋というサイトには、小生とどう違うか、という質問に対して、
しょうしょく【小職】 :地位の低い官職。官職についている人が自分をへりくだっていう語。小官。
しょうせい【小生】 :一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。
という回答が寄せられています。なるほど。。やはり、お役人発の言葉なんですね。でも、いくらなんでもへりくだり過ぎて気持ち悪い、と感じるのは私だけでしょうか。。

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