Home> お役人考
お役人考
- 2004年11月25日 23:47
昨日、ひさしぶりに典型的なお役人と話しをする機会を得ました。
どんな人だったかというと;
1)話す姿勢:いかにも嫌々、しぶしぶ、仕方なく、出て来てやったぞ、という感じ。田村正和のように(顔も体も全然違いますけど)身体を35°斜に構え、顔つきはネガティブモード全開。その上、目つきを悪く見せようと、わざわざ下からねめつけるなど、ほぼ完璧。
2)態度:「何か、説明が不十分だということですが、何が聞きたいんですか?」と、いきなり喧嘩腰の彼。ひととおりの原則論を、子どもに話すような口ぶりで説明したうえで「いいですか?。。。ということです。わかります?」と、嫌みたっぷり。「こんなことぐらい知らないのか」という雰囲気で攻めてきます。これがまた、どうしたら最も相手のプライドを傷つけられるか、ということを研究し尽くした熟練のワザ。初心者なら、ここで切れます。
3)アゲアシトリ:ちょっとした言い間違いを、「あなた、わたしの話しを本当に聞いていましたか?わたしはさきほど××と言いました。あなたが言ったのは△△です。ぜんぜん聞いてないじゃないですか?」と、丁寧なご指摘。ありがとうございました。久しぶりに、楽しみました。
4)縦割りへの開き直り:「ここの部門ではこういう方針でやっています。他がどういうか知りませんが、私たちはとにかくこのような方針に従ってやっているのだから、これ以上の答えは出せません」という、高らかな縦割り宣言。さまざまな事情を役所の都合で一刀両断の下に切り捨ててしまうことへの迷いは感じられません。
このような、共感力が見事にゼロの役人が、現場で昇進し活躍している日本の未来は、実に楽しみです。ある意味。
追記)最近、お役所言葉など役所シリーズを続けて書いていますが、彼らの中にも、共感力が高く優れた人たちは勿論いますし、何もむやみに目の敵にしているわけではないんです。ずいぶんいろいろな腹の立つような、ものわかりの悪い相談もあるのだろう、というのも想像できます。大変な仕事だなあ、とも。
それでもなお、役所の人間が、さまざまな問題を抱えた<民(みん)>に対して、あからさまに上からものを言ったり、管理一辺倒で対応したりした場合は、適切さを欠いた対応として糾弾されるべきであると思うのです。
Home> お役人考