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規格品
- 2005年3月 6日 23:58
日本のトイレって狭い。外国に行くにつけ、その思いは蒸し返されます。公衆トイレのデザインが変わっただの何だの、と言っても、それよりも何よりも、この狭さをなんとかしてしてほしい、と思うのは私だけでしょうか? 特に、ドアと便座の位置が近すぎて、まっすぐ入れないし出られない。設計者は一体何を考えて、こんなトイレをあちこちに作るんだ!と腹が立ちます。日本は土地が狭いから、、というのが理由かと思ってあきらめていたのだけれど、幕張メッセのトイレに入ったとき、あのだだっ広い建物に不相応なほどの「小ささ」であったのを見て、実は土地のせいでもないらしい、と悟りました。つまり、「規格」なんでしょうね。
窓の大きさ、台所の高さ、など、大体規格が決まっていて、それに合わせて作られるわけだけれど、そうするから、世の中の流れや感覚に合わせられないちぐはぐなものがいつまでも流布することになる。トイレ以外の例として、コンセントの数。こんなに電化製品が増えたにもかかわらず、相変わらずマンションのコンセントは二個口が圧倒的です。これじゃ、タコ足配線はしかたない。どうすりゃいいの?って言いたくなりますね。
学校も同じこと。学生たちはどんどん変化しているのに、教育現場だけは、コンテンツさえしっかりしていれば、という妄想にとらわれて、流れに遅れがち。特に日本語教育の現場は色々な意味で貧しいのが現状です。本当は、日本語を学ぶ学生のために、もっと設備や教材開発にお金をかけたいけれど、なかなか事情が許しません。せめて補助金ぐらいあったら、と思いますが、日本語学校は文科省から見たら、いわゆる規格外れなので予算がつけられない。まるで、必要なのに増やせない二個口のコンセントみたいです。
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