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リーダーズトーク4
- 2006年2月11日 01:27
リーダーズトークの4回目、パソナテックの小平達也さんに、日本語ビジネスコミュニケーションというテーマでお話しいただきました。一昨年からサマーコースでもレクチャーしてもらっているテーマですが、なにしろ小平さんは人事のプロ中のプロ。一流企業を相手に人事コンサルタントとして活躍中の彼に、2月という時期に面接スキルなども交えてビジネスコミュニケーションの極意を教えて頂くなど、企画する側から言えば<チョー凄い>セッティング。のみならず、前回のスピーカーだった太田区議の田中健さんも駆けつけてくれて、二人の掛け合いも見られ、フォアグラのせステーキみたいな(!)贅沢な内容になりました。
このリーダーストークプログラムは、実は上級になったばかりのクラスにはちょっと難しいのですが、生の日本語スピーチを聞く、という練習もそろそろ必要になる時期です。このプログラムに関して言えば、内容の分かりやすさ、というのと評価を直結させるべきではない、というのが私の考え。むしろ、それにチャレンジして、どの程度までわかったか、と、学生が自分自身に評価のベクトルを向けてもらいたいと思って続けているものです。
今回の小平さんのお話の中で、学生たちに最も聞いていてほしかったところを一点だけ選ぶとしたら、日本企業と言っても様々である、という下り。<日本人は>とか<日本企業は>とひとくくりに出来ないのだ、というのは当たり前なのようであるけれど、いろいろな企業を知っている人でなければ言えないことです。コミュニケーションスタイルも様々なのが当然で、それに合わせる柔軟性が必要。答えは一つでなく、正解もない。日本人も、沢山失敗する中から学び取って行くのだ、ということ。この部分だけは、上っ面だけを分かったつもりで聞いてほしくないと思いました。
大きなステレオタイプは誰でも持つのが自然ですが、その中の多様性に気づくところで、相互理解の次のステージに進めるのだと思います。日本で日本語を学ぶ人たちには、やはりそこまでの気づきを得て行ってほしいし、少なくともその気づきを得る環境づくりをするのが、日本語教師の務めなんじゃないかと思う今日この頃です。
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