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スピーチコンテスト'06

  • 2006年3月11日 00:47

カイのスピーチコンテストが今年も無事終わりました。今年で21回目になります。今年は、トルコ、韓国、アメリカ、コロンビア、ノルウェー、豪州、スウェーデン、イギリス、バングラディシュ、モルドバ、デンマークの11カ国、14人の学生たちが出場。それぞれが、ユニークな話しをしてくれました。1等賞は、準上級レベル、豪州出身のブレア・マクファソンさんの「母は中国人、父は日本人、だから私は、、、」でした。このタイトルを見て、じゃ、アジア系のオーストラリア人かと思いきや、どこから見ても父も母も欧米系としか思えない彼の風貌。。。なんと彼のテーマはズバリ人種差別でした。実は、このタイトルは、彼の子ども時代、アジア人をバカにするときに子供たちが顔真似をしながら歌う歌から取ったもの。ぎょっとしましたが、この人種差別と言う人類永遠のテーマをどう扱うのか興味津々で聞いていたところ、「差別は複雑な世界を単純化するための人間の自然な考え方」であり、「人種差別に反対したり講義したりするのはあまり効果がない」。むしろ、「差別はどこにでもあり、誰もがしてしまうものだということを認め」、自分に対して「人種差別とは何か」を問い直し「人種差別に対する知識、考えを深めて行くことが解決につながる」という展開は意外でした。が、人種差別=あってはならぬもの、という公式にはまらない彼の主張が、審査員全員の評価を得たという次第です。

差別というのは、どこにでもあります。民族間、地域間、男女間、宗派間、、、違いがあればそこには差別がセットでついてくる。だとしたら、それ自体なくすべきもの、というのでなく、差別はあって当然。そして、どうする?、ということなのでしょう。偏見、差別というのは、大きな違いや傾向の先にある個性に対する無知から来るものだ、と聞いたことがあります。それなら、できるだけ○○人、でなく、○○さん、で付き合える関係や体験を広げて行くことが有効なのではないか。。と同時に、そこで起きたネガティブな出来事を<○○人は!>といきなり一般化しない、ということ。かなり単純でおおざっぱですけど、要するに結局そう言うことなんじゃないか、と思うのですが。どうでしょうか。

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