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研修終了
- 2006年8月30日 20:30
1年間のインターンシッププログラムが終了し、その学生たちの歓送会がありました。私たちは、彼らの来日直後から4ヶ月間の日本語集中研修を10年来請け負っているのですが、毎年この時期は送り出してすぐに次の受け入れで、バタバタです。
企業に送り出して1年後の成果が見られるという点で、最終の報告会はとても参考になります。報告会では「科学の知識より人間関係を作れたことに心から感謝しています。美しい景色、不思議な体験、素晴らしい人との出会いは、一生忘れません」「エンジニアとして腕を上げることができただけでなく、日本の文化や考え方を理解できたことが嬉しい」「来日時はすもう、芸者、富士山ぐらいの知識でしたが、日本語や日本人、日本の会社を理解することができました。それも良かったけれど、それ以上に人間関係が作れたことが良かった」などというコメントが続き、中には「おかげさまで一人前の日本人になれました」というものも。まだ1年ですから、前向きなコメントが多いのは当然かもしれませんが、それにしても若者らしく1年をフルに味わい尽くしたような報告に毎年のことながら感心させられます。
私はこのプログラムを通して、個人が国を超えて濃密に触れ合う機会を持つことで、お互いに理解という一言では片付けられない存在となる、、そのビフォーアンドアフターを見せてもらっています。長年この仕事をしていますが、来日直後と離日前日を8ヶ月の空白をはさんで、毎年数十人見ていくというのはなかなか得難い機会です。これまでにすでに200人近い研修生たちを見てきましたが、やはりその後の環境で差がついています。配属先で日本語を使っていた人たちは、個人差はあるもののそれなりに語彙も増え流暢さも上がっています。4ヶ月終了時はまだまだよちよち歩きだったのが、すたすたと転ばず歩けるぐらいになっている、というところでしょうか。逆に、かなり優秀だった人でも周りが英語を使っていた場合は、難しい説明になるとあっさり英語に変わってしまう。。。日本語の筋肉のつきが弱いようです。
来週から次のメンバーがやってきます。こんどはどんな人たちなのか、楽しみです。
<歓送会でスピーチ代表の2人> <お開き後の写真撮影。明日は全員機上の人>

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