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男子誕生

  • 2006年9月 6日 17:43

紀子妃に男子誕生!のニュース。まず思ったことは、お子たちの通われている学習院では、授業中で校内放送をするのだろうか?それとも、休み時間に直接お伝えするのだろうか。。という極めてどうでもいい余計なことでした。学習院というある意味特別な学校では、こうしたことは学校のしきたりとして決められていて粛々と事が進むのであろうけれど、学校運営という立場で見ると、こういう特別な、何十年に一度起こる可能性があることについての構えなど、どうするんだろう、と気になります。うちの学習院出に聞いても、彼もせいぜい皇太子と同年代ですから、「さあ〜」と首をひねるばかり。まあ、そんなことを知ってもあまり参考にはならないでしょうから。。いや、わからない。いずれどこかのやんごとなき方をお迎えすることも有りや無しや。。無いかな。。

ところで、偶然間違って開けたyahoo!英文のトップが "Prince KIKO:It's a boy"だったので、思わず最後まで読んでしまいました。結構、前後の状況やら、皇位継承についての歴史や昨今の日本の騒動〜雅子妃の苦境や皇室典範改訂問題、巷では男子誕生説はすでに出回っていた事などまで詳しく説明されていたのには、ほお〜、という驚きとも何とも言えない思いで、珍しく電子辞書まで引いて丁寧に読みました。面白かったのは、皇室についての表現です。Chrysanthemum Throne〜菊の玉座とでも言うんでしょうか。菊というのはもちろん天皇家の紋章。ベネディクトの<菊と刀>は比較文化の古典として有名ですが、菊という単語をこんな風にも使うのだということを私は初めて知りました。
他にもCaesarean という単語〜辞書を見るとローマの初代皇帝ジュリアス・シーザーが語源とあり、アメリカなどで専制君主的な、という意味合いで使われる。。つまり、プリンセス紀子が古い皇室の因習の下、皇位継承第3位の皇子を生んだということだと思ったのですが、気になってもう一度よく調べたら、なんのことはない<帝王切開>のことでした。いずれにせよ全体的にこの記事は二人のプリンセスに同情的な論調のように思えました。記事全体も、「愛子様が天皇になったっていいと思う」という若い女性のコメントで締めくくられていました。
日本にとって、この問題は単なる同情では解決できない根深さがあります。今回の皇室典範についての<紀子様ご懐妊>後の、小泉首相のいかにもほっとしたような議案のほぼ白紙撤回の様子は、いかにこの問題が後々響くかということを物語っていますね。よくも悪くも。

****************************************************************************蛇足ですが、私も帝王切開で娘を産みました。一体なんで帝王切開と言うのか、とは不思議に思っていたところ。調べてみると帝王切開という言葉の語源は、諸説あるようです。シーザーが帝王切開で産まれたという説から、ラテン語のsectio caesarea のcaesareaが(切る)という意味なのが、ドイツ語に訳す時に皇帝 という意味もあるKaisershinittという訳に翻訳されて、それを和訳する際に<帝王>という訳をつけてわけが分からなくなったとか。。誤訳のいいサンプルとしてよく取り上げられるそうです。なるほど。それで帝王切開という、語源に見当もつかないほどのとんちんかんな名前がついたというわけですね。(詳しくはwebsite「錬金屋の辞書」に詳しく書かれています)

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