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今年で満二十年!
- 2007年1月 4日 23:18
明けましておめでとうございます。
今年、2007年の2月で、このカイ日本語スクールは満20才となります。
設立したときに生まれた子どもが成人する、、と考えると驚きです。年々学生たちが若くなる。。というより、私が年を食っていくわけですが、彼らの生年月日を見ると、20才どころか、中には90年代生まれというのもちらほら。あと数年でこの90年代生まれというのが私たちの学生の中心となっていくのですね。よく考えてみれば。
学校を設立した1987年というのは、思えば世界中が大きく動き始めた頃でした。改めて調べてみると、80年代後半に始まったペレストロイカからソ連崩壊に至る大きな波の影響で、ポーランド、ハンガリー、チェコなどの共産圏体制が崩れ、90年にはドイツベルリンの壁が崩壊、91年の冷戦終結へと、世界的な大転換期。わがアジアでも、中国の文化大革命後の自由経済化への路線転換が進み、80年代後半のこの時期、韓国の独裁体制の終焉(盧泰愚政権88年〜)、台湾の李登輝体制開始(88年〜)による自由化促進など、日本を取り巻く情勢も大きく変わりました。
そして、その頃の日本語学校と言えば、もともと外交官や駐在員、あるいはインドシナ難民を対象に細々とやっていた存在だったのが、80年代後半に入り、突如、アジアの留学生が次々とやってくる時代へと移り、林立し始めます。
当時の学生たちは、今の学生とだいぶ違い、まだ古い時代の記憶も色濃く引きずっていました。中国人もようやく人民服を脱ぎ始めたばかりで、証明写真には人民服という人もいた時代です。今でこそ、台湾人だか韓国人だか中国人だか日本人だか区別がつきにくくなっていますが、その頃はどこの出身者か、見ただけではっきりとわかったものです。それがいいか悪いかなど、評価すべきことではありませんが、この20年で、本当に世界が変わったと、学校に来る学生たちを通して実感しています。
これから90年代生まれを対象にしていく時代に入り、さて、どのようなことが起きて来るのか。日本語は彼らにとってどのようなものであるのか。そんなことを考えつつ、新しい年を迎えます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
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