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生活の中の小さな幸せ

  • 2007年3月 3日 00:26

カイには作文サポーターと言う授業があります。これは、学生が作文を書くのに、聞きたいことがあったら日本人サポーターに聞く、というもの。もともと学生の作文嫌いをなくそうというところから出発したこの授業。添削と違って自分の知りたいことをすぐに聞けるし、書きたいことが書けるという満足感も大きいようです。ユニークな点は、同じ時テーマで日本人も作文を書くということ。これも教える側と習う側という上下感を崩すと言う点でも、モチベーションを上げる効果があるようです。

さて、今日のお題は「生活の中の小さな幸せ」です。学生が話し合いで決めるのですが、なかなかいいタイトルだと思いませんか。結果を見ると、思った通り、身近な細かいことがらを丁寧に書き込む、ということが必要なだけに、面白い内容となりました。

どんな内容かちょっとだけご紹介。まず、フランスのJ君は「ぎりぎりセーフの楽しさ」...たとえば、小銭をちょうどぴったり持ち合わせていたとか、遅刻しそうな電車にぎりぎりで滑り込んだ時の快感を語ってくれました。ほかに、ジーンズのポケットから、入れっぱなしにしておいた1000円札が見つかって嬉しかったと書いたオランダのGさん、通学時のバスで憧れの「キラキラマン」に会う楽しみを語ってくれた韓国のMさん、同じく韓国から来たHさんは学校の休み時間に一人楽しむ日向ぼっこは「天国」だと打ち明けてくれました。

「今、留学している自分たちには贅沢な楽しみはないけれど、それなりに母国ではできない体験を大切にして、これからの人生に役立てたい」とは、最後に発表してくれた韓国の女性の弁ですが、それを聞いた私たち自身、日本語教師っていい仕事だなあ、、と、幸せになれました。

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