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ヨーロッパの共通参照枠

  • 2007年3月31日 23:31

大阪で日振協の専門教育研修がありました。「日本語スタンダーズの可能性と私たちの役割−世界の言語教育の潮流を参考に−」という長い長いタイトルでしたが、タイトルどおり、世界の言語学習の多くのスタンダードを比較し、さて、私たち日本語教育はどうするか、その方向性を探るというもの。ヨーロッパ共通参照枠(CEFR)というEU統合推進の大きな柱となる言語政策の考え方を参考に、学習者主体とはどういうことかを考えた2日間でした。

ちなみにこの、ヨーロッパ共通参照枠という外国語教育の基準の枠組みは、ものすごく面白い。これは、ヨーロッパの悲願であったEU統合実現に向けて30年に渡って考えられたものなので、昨日今日かじった私が評論できるほど浅薄ではありません。注意深く嵌め込まれた複雑な模様のタイルを遠くから眺めると一つの絵になるモザイクのようなもの、、と言ったらいいでしょうか。
とにかく、ヨーロッパ統合という大事業を成し遂げるためとはいえ、語学教育の概念の中に<完璧な母語話者を完成モデルとしない>とか、<個人の性格や態度などは教育対象となる>と言ってしまうというのは凄いことです。

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