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2008年の成人たち

  • 2008年1月15日 13:43

ぼやぼやしている間に、年が明けてもう月半ば。
今年もこんな調子でよろしくお願い致します。

2008年、というのも改めて見ると驚きです。大騒ぎして世紀を越え、21世紀に踏み出してから、早くも8年が経ってしまったというわけです。こうびゅんびゅんと月日が経つと、自分の内面を顧みる時間が少なく、肉体的には劣化していくのに、内面的には成長する間もなく幼いまま、、というちぐはぐさを感じるのは私だけでしょうか。

昨日は成人式でした。子どもを連れて映画を見に行ったところ、映画館のある駅は晴れ着の若者たちでにぎわっていました。彼らには悪いけれど、成人式というよりホスト・ホステスの集団。強いアルコールの臭いをぷんぷんさせた茶髪男女たちを見てオバサンはそう思いました。

「馬子も衣装」という言葉がありますが、その逆。「沐猴にして冠す」と言う言葉が史記にはあるそうで、沐猴(もっこう)とは猿のこと。猿が冠をかぶったのと同じだと、項羽の戦後処理が粗末であると非難した部下の言葉ですが、戦後処理どころか自分の処理ができそうにない人たち。とても「大人」ということを自覚していたとは思えない集団でした。
もちろん、何世代も前の私のころも、大人たちは同じように思ったはずですが、こうして幼稚化が年々進むのには、正直なところ恐怖さえ覚えます。

私費留学生を通してみても、幼稚化は世界の傾向でもあるようにも思えます。うちにはこのところスウェーデンの学生が多いのですが、彼らからは<覇気>があまり感じられません。悪い学生ではないけれど、昔の学生たちと少し違って来たような印象を受けます。もちろん、日本に来る理由として、昔のように<経済力>に魅力を感じて来たのでなく、サブカルチャーに惹かれて来た、そもそもオタクが多いことも原因でしょうが。

これが人類の進化のプロセスであることを願いつつ、そして2008年が末広がりであることを祈って、新年を寿ぎたいと思います。

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