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2008年10月アーカイブ

金融危機の影響

サブプライムによる金融危機の波は、日本語学校にも及んでいます。今回の問題は先進国と言われる各国をまず直撃している、という意味で、日本語学校の私費留学生たちにも影響を及ぼししているわけです。うちにはヨーロッパの学生の他には韓国からの学生も3割近くいますが、円に対してユーロもウオンも大きく下がり、送金や貯金から学費を賄っている学生たちは、やはり為替の動向を気にしています。中には、事務局に「換金のタイミングを見ているので、もう少し授業料を待ってほしい」という相談や、入学予定者のキャンセルなどもぽつぽつですがあります。私たちも、毎日上がったり下がったりする為替相場を見ながら、今のうちにユーロの支払いを前倒しで済ませようか、、など、ない知恵を絞って、できる対策を立てているところです。

海外との仕事をしている限り、こうしたリスクはつきものです。今回の波は大きい(何しろ100年に一度というくらいですから)とは言うものの、他にも海外の政変やら経済状況、受け入れ側の日本国内の都合など、問題が次々と、大波小波をかぶりつつ、なんとか20年以上小舟を漕ぎ続けております。

金融危機と言えば、10年前のアジアの通貨危機がありますが、あのときは韓国が大変でした。韓国に行くと、どこに行ってもIMF,IMFという単語が聞こえたのを思い出します。

ともかく。こうしたことでキャンセルが起きるというのは残念ではありますが、私費留学という性質上、健全な反応だとも言えます。どこの国籍であっても、留学を断念する理由は経済問題か家族の病気・事故、と相場が決まっています。むしろ無理に残る方が問題。。。

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日本語研修

  • 2008年10月 6日 06:35
  • 学校

今日からぞくぞくと、企業の新入社員向け日本語研修が始まります。
そんな研修の一つで、リクルートスーツに身を固めた初々しい感じの若者達が、学校にやってきました。

新人研修には国籍やレベルはそれぞれですが、当然のことながらやる気満々です。この時期、どのような方向づけをするかがとても重要です。外国人社員ということで分け隔てするという意味ではなく、きちんと違いに対応しそれなりの手当てをすることは、彼らにとって会社への感謝や敬意、帰属意識につながります。
また、企業によっては採用時に多少の日本語ができるということで、ビジネススキルだけの研修に終わらせようとするところがありますが、これが大間違い。外国人が日本という異文化接触の少ない国で仕事をするのは、アメリカで日本人が仕事をする以上に厳しい部分があるのです。
考えてみてください。英検1級取った程度でアメリカで仕事がいきなりできますか。アメリカ社会とはほとんど接触なく、あるいは接触があったとしても学生という身分でしか接触がない日本人が、何の言語的トレーニングも受けずにいきなりビジネス英語の社会に放り込まれたとしたら。

今、世界中が人口減少に直面し、人材獲得競争に乗り出しています。そこでようやく勝ち取った優れた人材を輝かせるか腐らせるかは、企業の外国人人材登用に対するしっかりとした理念、ビジョンの有無次第でしょう。

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