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2009年1月アーカイブ

留学・就学ビザ一本化

  • 2009年1月26日 03:30
  • 雑感

わが日本語学校の学生たちは「就学」という滞在資格を持っています。その資格が、大学の学生と同じ「留学」資格へと一本化されることになりそうです。これは福田首相の「留学生30万人計画」実現に向けての出入国管理政策懇談会の提言で、法改正作業を進めつつ、できるものから実施していくとのこと。

提言全体の内容は、産経ニュースによれば「留学生の(1)適正・円滑な受け入れ(2)入国・在留審査(3)資格外活動(4)卒業後の就職支援(5)在留資格「留学」の在留期間(6)在留資格「留学」「就学」の一本化−の6項目」だとか。

留学就学が一本化するのはよいことでありますが、一方では、語学留学生の特徴からみれば、「日本語学習」というビザを設け、期間は学費連動が最も合理的だと思います。....ということを、個人的にはずっと主張して来ておりますが、日本は「語学留学」に対しての認識が意外に弱く、だからこそ、これまで「就学」などというわけのわからない中途半端な資格をあてがって来たのでしょう。

今後ますます目が離せない状況が続きそうです。

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相撲観戦

  • 2009年1月25日 04:24
  • 学校 | 雑感
金曜日、学生を連れて両国に相撲見学に行きました。朝青龍活躍のおかげか、満員御礼。

連れて行ったのは中国有名大学出身の理工系の青年たち。勉強ばっかりしていた彼らは、こういうのにどんな反応をするだろうと思っていましたが、ちゃんと「ああさしょおりゅう〜!!!」「ひがし△×&〜〜」などと多少怪しいながらも元気な声援を送り、しきりにデジカメで写真を撮ったり、たっぷり楽しんでくれたようです。

見回すと、外国人の多いこと。このところの外国人力士の活躍もあり、単なる異国文化に対する興味だけでなく、親しみを感じるということもあるのでしょうか。

私は、相撲の雰囲気が大好きです。高校時代は先代貴乃花の大ファンでした。思い出すのは、旭国、魁傑、麒麟児、そして憎らしいほど強かった北の湖。贔屓の力士がいなくなってから長いこと遠ざかっていたものの、こうして学生を連れてくるようになって、また別の意味で相撲の良さを再認識させられています。
国技館の前にはためく相撲のぼりや、櫓太鼓の音、場内でのかけ声や熱気など、日本の大衆文化の粋を集めたようなこの雰囲気は、体験しなければわかりません。

ということで、今回も楽しく両国の風情を楽しみ、怖い下町のおばちゃんのいる店でちゃんこ鍋を食べ、ほろ酔い加減で帰途につきました。

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朝青龍、優勝おめでとうございます。なんだかんだ言っても、やはり横綱が強いのはいいことです。何より、沈没からの劇的な復活は、今のような世相の中にあって大いに勇気づけられるドラマです。
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オバマ大統領就任式

  • 2009年1月22日 01:51
  • 雑感

アメリカ大統領が誰かというのは世界にとって非常に重要ではありますが、今回はなんだか特別な感じがしますね。まるで、パラダイムがカチッとシフトしたと言った風です。選挙中はどこの誰に聞いても「今度は結果が見えないね」などと言っていたものです。考えてみれば、ほんの数ヶ月前まで対立候補とあれほど伯仲していた人が、当選したとたんにこれほどの支持を集めるというのもおかしなことのようにも思えますが、どの候補の支持者も結局は嫌ブッシュだった、と言うことなんでしょう。

それにしても、どこかの国のトップ交代がこれほど世界中に熱狂的に歓迎されたことは、未だかつてなかったのでは?ドロ沼の中東情勢、地球規模の温暖化、100年に一度の金融危機という最悪の状況で、アメリカのこの新大統領の登場は、世界をHOPELESS からHOPEFULへと転換させるかのような、それほどのインパクトがありました。
一人の存在感や意味がここまで大きくなれるものなのか。人間は社会的な動物ですから、リーダーの影響力が大きいというのは自然なことではあるのでしょうが、この価値観が多様化した現代でも、こんなことが起こるのだというのが正直なところ驚きです。

一方で、これほど支持を集めた後の難しさは言うまでもありません。人々の熱狂的な声援を浴びて演説台の前に立った大統領の表情がそれを物語っていました。
何はともあれ、この後、どこかの国の首相のようなことにならないよう、心から願います。

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新入生オリエンテーション アンケート結果

  • 2009年1月13日 23:32
  • 学校

今日は明日から始まる1月期生のための新入生オリエンテーションでした。
寒い一日でしたが、入学予定者10カ国の学生40名のうち35名が来てくれました。今回は金融危機と円高のダブルパンチの中、それでもキャンセルせずに来てくれた勇士たち。いつも以上にモチベーションが高いはずの彼らが、どう評価したか。うちのオリエンテーションの最後に取るアンケート結果、そのままお伝えします。

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新入生オリエンテーションアンケート  参加者35名中32名回収                              
1.学校やスタッフから「歓迎」の気持ちを感じましたか。
  とても感じた 30名 / 少し感じた 2名 / あまり感じなかった 0名

2.時間は長かったですか。
  長かった 3名 / 少し長かった 14名 /ちょうど良い 15名/少し短かった 0名

3.スタッフの説明、通訳の説明は分かりやすかったですか。
  わかりやすかった 32名 / ときどきわかりにくいことがあった 0 名

4.映像は見やすかったですか。
  見やすかった 31名 / ときどき見にくいことがあった 1名

5.オリエンに参加することによって、カイ日本語スクールでのこれからの学校生活に対する不安が軽減されましたか。
  減った18名 / 少し減った12名 / 変わらない 3名(内1名は元から心配してないとのこと)

6.今日のオリエンで、知って良かったことは何ですか。(複数回答)
  全て 6名 / レベルごとの学習内容と方法について 8名 / アクティビティ4名
  フリートーク1名 / ルール 1名 / 能力試験 2名 / 交通手段(SUICA)1名 / ASK 2名 
  談話室1名 / ビザ 4名 / 緊急用の電話番号 1名 / 個人情報保護他安全対策1名 
   アルバイト1名 / 外国人登録証の手続き 1名

<メッセージ1名>
  先生とスタッフが学校の概要について説明してくれたことに感謝。カイで明日から勉強することがとても楽しみです。
  素晴らしい時間が持てることを期待しています!

7.ほかに、知りたかったことはありますか。それは何ですか。
  仕事の見つけ方(あまりにも貧乏なので・・)

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新年早々

  • 2009年1月 9日 05:03
  • 学校

今年の仕事始めは5日。久しぶりの学校で、学校のパソコン立ち上げも久しぶり。ひんやり冷えたわがMACのスイッチを入れ。。。たはずが、ぜんぜん立ち上がる気配なし。ウンともスンとも、手応えなしです。年末、机周りのコンセントを全部抜いていたのに気がつき、ごそごそとコンセントに差し込み、さて大丈夫とディスプレイの裏にあるスイッチを押してみたものの、やっぱり無反応。

というわけで、「トーコクさ〜ん、パソコン入んないんだけど、ちょっと見てくれる?」と、年賀状の整理に忙しそうな事務局長にお願いしに彼を見てびっくり。寒風に吹き殴られた(?)という風情で、円盤みたいなアタマになっています!
「なに!それどうしたの?風?」と聞くと、怒る風でもなく「ええ」と返事をして、早速私のパソコンの具合を見てくれました。

「どうだった?ついた?」
「つきました」...「パソコンのコンセント、自分のが自分につながってました」
と、笑う風でもなく、新年早々やってられないよという風でもなく、教えてくれて、また年賀状の整理に戻って行ったトーコク事務局長。

忙しいのに済みませんでした。今年もよろしくお願いします。

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あけましておめでとうございます

  • 2009年1月 8日 03:23
  • 雑感

あけましておめでとうございます。
年末年始は週末がうまく重なったおかげで、久しぶりにゆっくり過ごしました。とは言え、世の中はあまり穏やかではありません。。

この数年、日本の状況の変化の中に「外国人受け入れ」というキーワードが大きく取り上げられましたが、今年後半以降に表面化した景気の急降下によって、あっという間に消し飛んでしまいました。年明け、少し株価も戻したとは言え、これからどんな状況になっていくのか予測できません。

年末、イタリア人のD君が熱心にパソコンに向かっているので何をしているのか覗くと、履歴書送付書を日本語で作成中でした。見つかりそうかと聞くと、「どこも履歴書を受け取ってさえくれません。たぶんこれも駄目だろうけど、できるだけやってみます」と半ばあきらめ顔で流暢に話してくれました。もちろん、イタリアも景気が悪く仕事はそう簡単には見つからないけれど、少なくともビザの心配はいらないから見つからなければ帰国するとのこと。

そんな彼らの姿を見るにつけ、日本語教師として切なくなり、また同時に、家を追われてこの寒空野宿をしなければならなくなった日本人にも人間として涙します。

一方、突然の人員削減のため今や悪の権化のように叩かれている大企業ですが、企業側にしてもひりひりするような国際競争にさらされて必死です。また、様々な需給関係が循環している現在、大企業が残らなければ逆に日本も立ち行かなくなるという側面もあります。とは言うものの、今回のような雇用調整は共感が得られない。

政府にしてみれば、それでなくても様々な課題があるところへ、泣きっ面に蜂、あるいは踏んだり蹴ったりと言うのが本音かも知れません。税金で仕事をしている限り、そんなことは言えないのがつらいところでしょう。しかし、ここまで来ると、最終的には税金を取っている側の国としての舵取り、判断の適切さに委ねられるというのは確かです。


とにかく。このグローバル化の時代というのは、A or Bでなく、A and Bという共生、両立の方向を指向することが求められています。危機的状況であればあるほど、お互いの立場に立って考え、どうしたらWIN-WINの結果を導き出せるかを考える態度こそ、これからの国際社会で求められ、標準となっていく考え方だと思います。

2009年がどんな年になるのか。怖いながらも通りゃんせ。

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