あけましておめでとうございます
- 2009年1月 8日 03:23
- 雑感
あけましておめでとうございます。
年末年始は週末がうまく重なったおかげで、久しぶりにゆっくり過ごしました。とは言え、世の中はあまり穏やかではありません。。
この数年、日本の状況の変化の中に「外国人受け入れ」というキーワードが大きく取り上げられましたが、今年後半以降に表面化した景気の急降下によって、あっという間に消し飛んでしまいました。年明け、少し株価も戻したとは言え、これからどんな状況になっていくのか予測できません。
年末、イタリア人のD君が熱心にパソコンに向かっているので何をしているのか覗くと、履歴書送付書を日本語で作成中でした。見つかりそうかと聞くと、「どこも履歴書を受け取ってさえくれません。たぶんこれも駄目だろうけど、できるだけやってみます」と半ばあきらめ顔で流暢に話してくれました。もちろん、イタリアも景気が悪く仕事はそう簡単には見つからないけれど、少なくともビザの心配はいらないから見つからなければ帰国するとのこと。
そんな彼らの姿を見るにつけ、日本語教師として切なくなり、また同時に、家を追われてこの寒空野宿をしなければならなくなった日本人にも人間として涙します。
一方、突然の人員削減のため今や悪の権化のように叩かれている大企業ですが、企業側にしてもひりひりするような国際競争にさらされて必死です。また、様々な需給関係が循環している現在、大企業が残らなければ逆に日本も立ち行かなくなるという側面もあります。とは言うものの、今回のような雇用調整は共感が得られない。
政府にしてみれば、それでなくても様々な課題があるところへ、泣きっ面に蜂、あるいは踏んだり蹴ったりと言うのが本音かも知れません。税金で仕事をしている限り、そんなことは言えないのがつらいところでしょう。しかし、ここまで来ると、最終的には税金を取っている側の国としての舵取り、判断の適切さに委ねられるというのは確かです。
とにかく。このグローバル化の時代というのは、A or Bでなく、A and Bという共生、両立の方向を指向することが求められています。危機的状況であればあるほど、お互いの立場に立って考え、どうしたらWIN-WINの結果を導き出せるかを考える態度こそ、これからの国際社会で求められ、標準となっていく考え方だと思います。
2009年がどんな年になるのか。怖いながらも通りゃんせ。