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雑感 Archive

ヨメ?

最近、「うちのヨメが、、」という言い方をよく耳にします。
もちろん妻のことですけど、そういう言い方をするのは20代から30代の若い世代。

男女平等とかいうことを主張して闘って来た戦後の数十年間を吹き飛ばしてしまうような「ヨメ」呼ばわりですが、言われている方もそんなに気にしちゃいないみたいです。雇用機会均等法ができて20年以上経ち、取り立てて日常生活で不平等や不都合を感じなくなったせいでしょうか。それ以前に婚活ブームで、結婚できれば呼び方なんてどうでもよい、ということなのでしょうか。

ヨメという言い方を若い世代が使うようになったのは、吉本興業のお笑いタレント達のトーク(というか内輪話し)の影響なのでしょうが、「主人」とか「家内」とか言わずに、どう言うか、と結構真剣に考えた世代の端くれとしては、なんとなく、東京の若い男たちの「うちのヨメ」には、違和感を感じます。

私自身は幸か不幸かそんな心配をする必要もありませんでしたが、私の友人は主人と呼ぶ人より、夫とか、ダンナとかが多いようです。ダンナも意味合いからすると引っかかりますが、なんとなくぞんざいな言い方になる分、意味と相殺されてプラスマイナスゼロ、というところで使う人が多いのでしょう。逆に「夫」は語感的にコナレない、つまり、日常使いにしっくりこないというのが広まりにくい原因かも知れません。

対する男性も、私たちの世代(アラフィフ?以上。。団塊以下?)は、「奥さん」とか、もう少し斜に構えて「ヨメさん」とか、そんな人たちが多いような気がします。

こんな波が行ったり来たりしながら、時代は動いて行くのでしょうか。

This is it、見て来ました

  • Posted by: yamamoto
  • November 15, 2009 4:32 PM
  • 雑感

マイケルジャクソンのThis is it!
娘と二人で見て来ました。

6月に目覚まし用のラジオから彼の訃報が流れたときには、驚いて一度に目が覚めた
ものですが、あれからもうすでに何ヶ月も経ってしまったのですねえ。

この映画を見て、とにかくマイケルジャクソンという人はすごい人だったのだなあと、
亡くなった後になって今さらのように、多くの人が感じているのに違いないと同様の感想を持ちました。歌のうまさが比類ないのは言うまでもないことですが、ダンスの凄さも、改めて驚きです。50才という年齢に加えて、薬漬けで杖をついて歩いていたようなイメージがあったので、あんなに複雑なステップをバックダンサーとぴったり合わせて、しかも細かく指示し見本を見せながら、そして歌いながら、リハーサルと言ってもほとんど手抜きもなく。とてもこの数日後に亡くなるとは思えない姿です。

この映画、、というかフィルムは、コンサート準備の様子を編集したものですが、コンサートが実現できていたら確かに凄いものになっていたに違いなかったでしょうね。いい意味での完璧主義者だと、彼のスタッフの一人が賞賛していましたが、その姿勢から学ぶことは多く、そうした意味でも「見てよかった」。

年次総会

  • Posted by: yamamoto
  • May 3, 2009 4:49 PM
  • 雑感

IALC年次総会の日。ロシアLiden & Denz Language CentreのWalter Denz 会長の下、 例年通り、各部会の報告や、年間の懸案事項を決議、承認する日です。
創立以来初めて100校を超える規模となったとのこと。非英語圏の会員(校)が増え、ますますワールドワイドな感じです。会議の冒頭、会長が「英語圏外の会員も増えているので、極力わかりにくい慣用的な表現などと避けて、早口にならずゆっくりはっきりと伝えることを心がけるように」と注意しました。
。。そうは言っても、結局議論が白熱するとそんなこと吹っ飛んでしまい、ガンガン早口でしゃべってくれるので、私等はよく意識が遠ざかります(涙)。

前の会長(カナダ、LSCのDavid Diplock氏) も素晴らしかったのですが、今回の会長もとてもいい人です。外見はスキンヘッドで強面〜まるでロシアン・マフィアのようですが、神経がとても細かく、いろいろなことに気を使ってくれます。こういう人選が、IALCの評判を高めることにつながっているのだろうと思います。何より人を大事に考えているようなところがあり、それで和気あいあいとした雰囲気が保てているのでしょう)


ところで、ここの会議で感じるのが、欧米人はさすがに会議がうまい〜というかマナーがしみついている、ということ。日本の会議では、自己紹介やら発言やらがやたらに長い人が必ずいます。だから、司会者は折りに降れ「一言で」とか、「1分以内で」とか言わなければならないのですが、少なくともここの会議では、誰も何も言わなくても自己紹介は長くて30秒、発言も要点のみを1〜2分以内で切り上げていくのが見事なほど。余計な言い訳も必要以上に長い前置きもほとんどありません。意見か自慢かわからない発言もありません。ジョークは当然言いますが、これも手短か。
中には、何度も発言する人がいましたが、一度の発言は短く終わらせていました。

余談ですが、この日の昼食時、会員の一人がその日何度も発言していたメンバーに向かって「いやあ!君、どこにいたの?いつも素晴らしい発言をする君の声が一つも聞こえてこなかったのには驚いたなあ!」と、実にイギリス人的なジョークを飛ばし牽制していたのには笑いました。

絶景

  • Posted by: yamamoto
  • April 11, 2009 11:15 PM
  • 雑感

昨日、日本工学院専門学校の入学式におよばれして、武道館に行ってきました。この学校は日本最大というだけあって、入学式が武道館。それだけでも驚きですが、来賓の端くれに加えていただき、アリーナに設けた雛壇にご案内いただいたのにも驚きました。この学校の広報担当の岩沢さんは、とても心配りの行き届いた人で、大きい学校にもかかわらず、私たち日本語学校を大事にしてくれます。今回も、入学式の前にわざわざ足を運んでいただき、恐縮してしました。この方の誠実さにはいつも多くを学びます。

さて、一時間かっきりの式典の後、ちょうどお昼時間でもあり、岩沢さんと他の日本語学校の校長2人と4人で、九段会館に行きました。4月というには暑いほどの好天に恵まれたその日、たまたま屋上で「さくらまつり」と称してお花見弁当が食べられるプランがあり、全員一致で屋上ランチを楽しむことにしました。

そこで、この絶景。武道館の前にたなびく桜の見事なこと。終わりかけとは言え、まだこの美しさ。ここだけの話し、みんなで乾杯したビールの味は格別でした。

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ひな祭り

  • Posted by: yamamoto
  • March 3, 2009 8:56 AM
  • 雑感

今日は桃の節句。暖冬で、だいぶ春めいて来たせいか、まさに桃の節句という感じがしていましたが、昨日からすっかり冷え込んで、今日は雪の予報も出ています。

私たちの頃は、ひな人形も段飾りが隆盛で、どこの家でも大きなひな壇が場所を占めていたような記憶があります。ひな人形を飾ることというのは、とても大きなイベントだったし、ひな人形がある間は家中が華やいで楽しかったのを覚えています。

うちは娘が小学校に上がる年にようやく、気に入ったものを見つけて買いました。小さな木目込みの15人揃えです。木目込みなので、出し入れが楽ですし収納も便利ですが、小さいだけに、家中の雰囲気が変わるということはありません。
そのせいもあってか、娘はそれほどひな人形に強い思い入れはないように感じます。娘たちの世代にはもっと刺激のあるものがあふれているからかもしれません。
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留学・就学ビザ一本化

  • Posted by: yamamoto
  • January 26, 2009 3:30 AM
  • 雑感

わが日本語学校の学生たちは「就学」という滞在資格を持っています。その資格が、大学の学生と同じ「留学」資格へと一本化されることになりそうです。これは福田首相の「留学生30万人計画」実現に向けての出入国管理政策懇談会の提言で、法改正作業を進めつつ、できるものから実施していくとのこと。

提言全体の内容は、産経ニュースによれば「留学生の(1)適正・円滑な受け入れ(2)入国・在留審査(3)資格外活動(4)卒業後の就職支援(5)在留資格「留学」の在留期間(6)在留資格「留学」「就学」の一本化−の6項目」だとか。

留学就学が一本化するのはよいことでありますが、一方では、語学留学生の特徴からみれば、「日本語学習」というビザを設け、期間は学費連動が最も合理的だと思います。....ということを、個人的にはずっと主張して来ておりますが、日本は「語学留学」に対しての認識が意外に弱く、だからこそ、これまで「就学」などというわけのわからない中途半端な資格をあてがって来たのでしょう。

今後ますます目が離せない状況が続きそうです。

相撲観戦

  • Posted by: yamamoto
  • January 25, 2009 4:24 AM
  • 学校 | 雑感
金曜日、学生を連れて両国に相撲見学に行きました。朝青龍活躍のおかげか、満員御礼。

連れて行ったのは中国有名大学出身の理工系の青年たち。勉強ばっかりしていた彼らは、こういうのにどんな反応をするだろうと思っていましたが、ちゃんと「ああさしょおりゅう〜!!!」「ひがし△×&〜〜」などと多少怪しいながらも元気な声援を送り、しきりにデジカメで写真を撮ったり、たっぷり楽しんでくれたようです。

見回すと、外国人の多いこと。このところの外国人力士の活躍もあり、単なる異国文化に対する興味だけでなく、親しみを感じるということもあるのでしょうか。

私は、相撲の雰囲気が大好きです。高校時代は先代貴乃花の大ファンでした。思い出すのは、旭国、魁傑、麒麟児、そして憎らしいほど強かった北の湖。贔屓の力士がいなくなってから長いこと遠ざかっていたものの、こうして学生を連れてくるようになって、また別の意味で相撲の良さを再認識させられています。
国技館の前にはためく相撲のぼりや、櫓太鼓の音、場内でのかけ声や熱気など、日本の大衆文化の粋を集めたようなこの雰囲気は、体験しなければわかりません。

ということで、今回も楽しく両国の風情を楽しみ、怖い下町のおばちゃんのいる店でちゃんこ鍋を食べ、ほろ酔い加減で帰途につきました。

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朝青龍、優勝おめでとうございます。なんだかんだ言っても、やはり横綱が強いのはいいことです。何より、沈没からの劇的な復活は、今のような世相の中にあって大いに勇気づけられるドラマです。

オバマ大統領就任式

  • Posted by: yamamoto
  • January 22, 2009 1:51 AM
  • 雑感

アメリカ大統領が誰かというのは世界にとって非常に重要ではありますが、今回はなんだか特別な感じがしますね。まるで、パラダイムがカチッとシフトしたと言った風です。選挙中はどこの誰に聞いても「今度は結果が見えないね」などと言っていたものです。考えてみれば、ほんの数ヶ月前まで対立候補とあれほど伯仲していた人が、当選したとたんにこれほどの支持を集めるというのもおかしなことのようにも思えますが、どの候補の支持者も結局は嫌ブッシュだった、と言うことなんでしょう。

それにしても、どこかの国のトップ交代がこれほど世界中に熱狂的に歓迎されたことは、未だかつてなかったのでは?ドロ沼の中東情勢、地球規模の温暖化、100年に一度の金融危機という最悪の状況で、アメリカのこの新大統領の登場は、世界をHOPELESS からHOPEFULへと転換させるかのような、それほどのインパクトがありました。
一人の存在感や意味がここまで大きくなれるものなのか。人間は社会的な動物ですから、リーダーの影響力が大きいというのは自然なことではあるのでしょうが、この価値観が多様化した現代でも、こんなことが起こるのだというのが正直なところ驚きです。

一方で、これほど支持を集めた後の難しさは言うまでもありません。人々の熱狂的な声援を浴びて演説台の前に立った大統領の表情がそれを物語っていました。
何はともあれ、この後、どこかの国の首相のようなことにならないよう、心から願います。

あけましておめでとうございます

  • Posted by: yamamoto
  • January 8, 2009 3:23 AM
  • 雑感

あけましておめでとうございます。
年末年始は週末がうまく重なったおかげで、久しぶりにゆっくり過ごしました。とは言え、世の中はあまり穏やかではありません。。

この数年、日本の状況の変化の中に「外国人受け入れ」というキーワードが大きく取り上げられましたが、今年後半以降に表面化した景気の急降下によって、あっという間に消し飛んでしまいました。年明け、少し株価も戻したとは言え、これからどんな状況になっていくのか予測できません。

年末、イタリア人のD君が熱心にパソコンに向かっているので何をしているのか覗くと、履歴書送付書を日本語で作成中でした。見つかりそうかと聞くと、「どこも履歴書を受け取ってさえくれません。たぶんこれも駄目だろうけど、できるだけやってみます」と半ばあきらめ顔で流暢に話してくれました。もちろん、イタリアも景気が悪く仕事はそう簡単には見つからないけれど、少なくともビザの心配はいらないから見つからなければ帰国するとのこと。

そんな彼らの姿を見るにつけ、日本語教師として切なくなり、また同時に、家を追われてこの寒空野宿をしなければならなくなった日本人にも人間として涙します。

一方、突然の人員削減のため今や悪の権化のように叩かれている大企業ですが、企業側にしてもひりひりするような国際競争にさらされて必死です。また、様々な需給関係が循環している現在、大企業が残らなければ逆に日本も立ち行かなくなるという側面もあります。とは言うものの、今回のような雇用調整は共感が得られない。

政府にしてみれば、それでなくても様々な課題があるところへ、泣きっ面に蜂、あるいは踏んだり蹴ったりと言うのが本音かも知れません。税金で仕事をしている限り、そんなことは言えないのがつらいところでしょう。しかし、ここまで来ると、最終的には税金を取っている側の国としての舵取り、判断の適切さに委ねられるというのは確かです。


とにかく。このグローバル化の時代というのは、A or Bでなく、A and Bという共生、両立の方向を指向することが求められています。危機的状況であればあるほど、お互いの立場に立って考え、どうしたらWIN-WINの結果を導き出せるかを考える態度こそ、これからの国際社会で求められ、標準となっていく考え方だと思います。

2009年がどんな年になるのか。怖いながらも通りゃんせ。

クリスマス。プレゼントとケーキ。

  • Posted by: yamamoto
  • December 25, 2008 11:31 PM
  • 雑感

クリスマス。
クリスチャンではないですが、年中行事を家族と過ごす思い出は一生の宝となります。というわけで、娘のために定時で仕事を切り上げ、プレゼントを買いに新宿へ行きました。

おもちゃ売り場は私と同じように子どもや孫へのプレゼントを買いに来た仕事帰りの親たちでいっぱいです。同じ親として、他の親は一体何を子どもに買い与えるのだろう。。などと気になりつつ横目で見ると、知育玩具を持っている親、大きさで勝負とばかりに大きい箱を抱えた親、その他、定番のブロック系、クラフト系、家族で楽しめそうなゲーム系など色々。結局いろいろです。が、やはり今年はいつもより少し安めのところに人気があったように思えます。

娘が生まれてクリスマスも10回目ですから、私も知育玩具も大きな箱も高めのものも全て経験しました。結局、どんなにこちらが考えて与えても、本人が気に入らなければ価値も半減します。とは言え、欲しいなら与えていいというわけでもない。なかなか難しいところです。未だ試行錯誤中。そのうち、プレゼントが必要な年齢は終わってしまうわけですが。私は不惑をとっくに過ぎておりますが、まだまだ<惑>が多い未熟者です。
かくいう私が買ったのは、娘が保育園時代からずっと言い続けた「夢ネコ」というおもちゃ。ぬいぐるみ型ロボットですが、なでるとニャーという程度の簡単なもの。その子ネコ版を見つけてこれ幸いと買った次第。おかげで娘は大喜び。私の財布も大喜びでした。

さて、24日と言えば日本のクリスマス<気分>のピークなだけに、プレゼント、ケーキ、食品売り場のレジ前ははどこも仕事帰りの買い物客が列をなしていました。おもちゃ売り場のレジも、人気のケーキ店のケーキも、「最後尾はこちら」とプラカードが出て、まるでディズニーランドさながら。

あちこちの列に並んだおかげで、せっかく早めに仕事を切り上げたわりには、帰って準備して食べ始めたのは8時半をまわっていましたが、念願の夢ネコをもらって大満足の娘と、イブの夜は無事終了。あと何年、娘と楽しめるのだろう、、と思いつつ、忙しくも楽しい一夜でした。

Xmastree.JPG xmascake.JPG

悲しいクッキー

教務室に美味しそうなクッキーが。聞けば、スウェーデンの学生がクリスマスに食べるクッキーだとか。IKEAで手に入れたらしい彼らの故郷の味。食べてみると、ジンジャー風味。東京名物(?)泉屋のクッキーが近い味と言えるでしょうか。あれをもっとスパイシーにして素朴にしたような感じです。これはスウェーデンでは何と呼ばれているのかと思い、その辺で勉強していた学生に聞いてみました。そしたら、「Pepparkakor(ペッパルカーク)」と書いて教えてくれました。

クッキー缶.JPG クッキーメモ.jpg

私はバターたっぷりのリッチなクッキーより、こういうあっさりした固いタイプが昔から好きなので、このペッパルカークをいたく気に入り、教務室で数枚つまみ食いした上に、さらに2枚。机に戻って、一枚目をゆっくりつまみコーヒーを飲んで、さてもう一枚、、と思ったところ、あれれ?無い!

...どうやら、1枚しか食べていなかったつもりが、すでに2枚おなかに収まっていたらしいのですが、何とも悔しいことに、その記憶が無い!
忘れたことのショックより、せっかくの楽しみが記憶がないままに消費されていたということの方がよほどショックです。

。。。ついにボケもここまできたか、と経理の金川さんに話したら、「わかる!私もついこの間同じことをしたばかりだから。よ〜っくわかります」と言ってくれました。

同病者がいたことで、かなりホッとしたものの、安心すべきかどうか。。。
始めた頃はみんな若かったのが、20年も経つとみんなそれなりのおトシになっちゃうのも当然です。次は、Kaiホームだね、などと笑っていたのが、笑い事ではなくなりそう。。グループホームを作って、ピアサポートはどうだろうか。そうなると、ボケたもの勝ちだなどと、勝手なことを言い合っていますが、結構目が「マジ」。

というわけで、美味しく、悲しいクッキーのお話でした。

オペラ「魔笛」

  • Posted by: yamamoto
  • December 14, 2008 10:28 AM
  • 雑感

娘を連れて、ソウルオペラ「魔笛」を見に行きました。南アフリカのケープタウンにあるISANGO/PORTOBELLOカンパニーの公演です。モーツアルトの魔笛を南アフリカの民族音楽やゴスペル風のアレンジを加えた話題作。

なにしろ、あの有名な夜の女王のアリアの伴奏はマリンバ。魔笛(Magic Flute)はフルートではなく、なんとトランペット。しかもジャズ風。ちょっと考えられない組み合わせですが、それがまた実に違和感無く組み合わせられているのに感心しました。
実は、チラシに引かれて前売り券を購入したものの、一体どのような音楽なのか想像できず、若干不安な気持ちも抱え、その上、年末やることが山積みでコンサートなんか行っている場合じゃないだろうと、買ったことをちょっと後悔していたのですが、本当に行ってよかった。
このところ忙しくてすっかり乾ききっていた神経が森林浴をしたような幸せな気分になりました。

オペラというと西洋のものというイメージがありますが、南アフリカ発のこのオペラは、美しい、けれども飾り気のない力強さ、柔らかさ、暖かさを感じさせてくれます。料理はその国のお酒が一番合うように、彼らの歌声にはマリンバやドラムの音がよく合って、素晴らしい音楽の世界を作り上げていました。
年末のオペラ、大正解でした。

三日酔い

  • Posted by: yamamoto
  • December 2, 2008 5:11 AM
  • 雑感

先週の土曜日、娘の保育園時代のママ友だちとちょっと早めの忘年会があり、新大久保の居酒屋に行きました。全員がシングルワーキングマザーたち。ゼロ歳児時代から小学校に上がるまで、7年間一緒に共に子育ての苦労を味わったナカマ意識も手伝って、いつも盛り上がります。子どもはカルピスウオーター、私たちは勿論お酒。。。

お酒も気をつけないと何が入っているかわからないこの時代。始めは気にしつつ、唯一ブランド名のはっきりしているビールで始めた私でしたが、さすがにビールばかり飲んでもいられず、ついついチューハイに手を出したのが運のつき。
翌朝から、コメカミを刺すような痛みが始まり、月曜日になっても痛みは弱まるどころか増すばかり。つまり、二日酔いならぬ三日酔い。
日頃頭痛などと縁のない私は、頭痛にはめっぽう弱く、キリキリと差し込む痛みに、最近軟化しつつある能がさらに弱って思考力停止状態。困ったことに、月曜日はトップセミナーという全国の日本語学校の経営責任者が集まる泊まりがけの年次会議で、さぼるわけにもいかず。

ついに、日頃飲まない頭痛薬を薬局で購入し、昼食後に一錠、おそるおそる飲みました。
すごいですね。頭痛薬。痛みがどんどん引いて行き、30分も経たないうちに治まってしまいました。

それにしても、恐るべし、安酒。
みなさん、忘年会の季節、気をつけましょうね。

25年ぶり

  • Posted by: yamamoto
  • November 22, 2008 1:16 PM
  • 雑感

日本語教師になったときの同僚の数野さん(ちょっとばかり先輩)に25年ぶりに会いました。
数野さんは今は家具職人。仲間の陶器、織物などの作り手たちと一緒に青山で個展を開くという通知が来たのが2週間ほど前でした。昨日、当時の日本語教師仲間(というか、kaiを一緒に立ち上げた仲間で今もうちの役員)から連絡があり、一緒に行くことに。

久しぶりで会ったみんなは元気でした。特に、数野さんは25年ぶり。全然変わっていなかったのにも驚きましたが、ふと見た手の爪が真っ黒に変色し、すっかり職人の手になっていたのにも感銘を受けました。

個展があった青山も、25年前を思い出させてくれました。当時私たちは、六本木や神谷町のIBMなどの外資系企業で朝の授業を行ったあと、30分で戻って授業、というなかなか厳しいスケジュールで動いていました。そのとき、数野さんと山下さんという二人の講師がバイクを移動手段としていて、同じスケジュールが入っていた私たち講師も後ろに乗せてもらい、すっ飛び帰りをしたものです。このあたりはそのときのルートの一つでしたっけ。

こうして25年ぶりに誰かに会うと、時間の流れは本当に早いと改めて思い知らされます。大学を出て数年、という若者だった頃の仲間たち。お互い曲がりきったお肌や薄くなった髪には気づかぬふりをしつつ、再会を喜び合いました。

私たちが同僚だった頃は養成講座や検定試験などほとんどなく、それほどマイナーな職業を一時的であれ選ぶだけあって、ちょっと変わった人が多かったように思います。
数野さんのように、さっさと見切りを付けて違う道を選んだ人、しばらくとどまったものの、やはり他の道に移った人。いずれにせよ、残った人はそう多くはありません。

それにしても四半世紀。その間に、それぞれがそれぞれの道を進み、自分育てをしたのだなと感じました。

kazuno.jpg

私が買った、家具工房KAZUNO の作品。
ペーパーナイフと印鑑立て(中に朱肉が入っている優れもの)とカード立て。


原宿.jpg

ご存知、原宿通りです。ようやく街路樹も色づき始めたこの通り。
三連休初日のせいだからか、初詣もかくやと思えるほどの混み方でした。

秋の夜長のお汁粉

  • Posted by: yamamoto
  • November 16, 2008 12:37 PM
  • 雑感

秋の夜長、夜更かしを決め込んでパソコンを開いたものの、薄ら寒い今日この頃。なんとなく小腹も空いて落ち着きません。ふと数週間前の京都出張の際買って帰ったお汁粉が残っていたのを思い出して、さっそくお湯を沸かして作りました。

一つずつきれいな小箱に入っているこのお汁粉(不老線という名がついています)は、お湯に溶くと、ふわっと小さな鳥のお餅が2羽浮いてきます。二條若狭屋という、いかにも老舗らしい屋号がぴったり。優しい甘みに、すっかり暖まりました。

お汁粉.jpg


鳥のお餅、そっぽ向いちゃいましたが、かわいい。
右はお汁粉が入っていたかわいい小箱。こんなにきれいだと、捨てられません。

We の違い

  • Posted by: yamamoto
  • November 5, 2008 4:20 PM
  • 雑感

アメリカの新大統領が大方の予想通り、オバマ氏に決まりました。アメリカ人と米大統領選の話題になると、みな口を揃えて「オバマのスピーチは素晴らしい。彼のスピーチには興奮させられる」と言います。

そのオバマ氏の有名なキーフレーズは、 Yes, we can 。

私たち(アメリカ国民)が、変えられる!そう、できる!
Yes, we can. Yes, we can change. Yes, we can.

このフレーズが人々の心をがっちり捉えたというわけです。日本人の私から見ると、この We の使い方がなんとも好ましい。

一方、わが日本の政治家の We すなわち「我々、私たち」が意味するところは「我が政党」。

われわれ(うちの政党)が変えられます!

国民のことは「皆さん」。「皆さん」には「私」は含まれません。政治家が「国民の皆さん」と連呼するたびに、ひどく違和感を感じます。「そう言うあなたは国民ではないのか」と。

トルコのパーティ

  • Posted by: yamamoto
  • September 24, 2008 12:23 PM
  • 雑感

小池百合子8.jpg月曜日、トルコ中央アジアセンターのラマダン明けパーティに行きました。4年ほど前から恒例となったこのパーティ、今年も都内のホテルで賑々しく開催されました。多くのゲストが招かれていましたが、中でも自民党総裁選で史上初の女性候補として麻生首相と戦った(?)小池百合子議員が、首相が決まったその当日、駆けつけてスピーチに立ったのには驚きました。もちろん中東通で知られる小池議員ですし、4年前からVIPとして毎回顔を出してきたのですが、さすがに月曜日は厳しいのじゃないかと思っていました。が、ちゃんと駆けつけ、「次こそは頑張ります」としっかりアピール。で、思わず写真を撮ったミーハーな私です。


料理8.jpgさて、パーティと言えば美味しい料理がなんと言っても楽しみの一つですが、トルコ料理は世界三大料理の一つに数えらているだけあって、メニューも豊富で美味しい上に野菜も多くて健康的(食べ過ぎなければ、の話し)です。右の写真はオードブル。中央のグラスに盛られたのはスプーンサラダというスプーンですくって食べるキュウリとトマトを細かく刻んだあっさりしたサラダ。ほかにはピーマンのピラウ詰め(ピラウ=ピラフ)、ピラウの葡萄の葉巻き、チーズ、ナツメヤシの実、干し無花果、トルコ風ソーセージ、茄子の野菜詰め、インゲンのオリーブオイル煮等、、実に地中海の香り高い料理ですね。このパーティは当然のことながらアルコール抜きでしたが、ワインが何度も頭をかすめましたっけ。。けれども、そのかわりにトルコ特産のザクロジュースはふんだんにあり、しっかりおかわりさせていただきました。

omer&オケ8.jpgそして、今回一番良かったのが音楽。このために招かれたのは、なんでもニューヨークで活躍しているというだけあって、トルコの伝統的なメロディにジャズの要素を取り入れた感じの、えらくカッコいいバンドでした。思わず近くにいた卒業生の一人を捕まえて「このバンド、すごくいい!名前教えて」と迫り、<Omer Faruk Tekbilek and his ensemble>という名前を入手しましたが、こういう濃厚な音楽はやはりライブが一番です。
下の写真は、左から、リーダーのオメルさん。ドラム、笛、弦楽器、歌と何でも見事にこなす凄い人です。次からはお名前はわかりませんが、オメルさんの右側はトルコの琴。この音色がまた素晴らしい。オメルさんとこの方の2人がトルコ人だそうです。他に、ギター、パーカッション、キーボードの全部で5名のユニットです。トルコの楽器の音色はとても強烈な異文化と同時に文化のつながりも感じる、不思議な感じをもたらしてくれました。
omer6.jpg トルコ琴6.jpg ギタリスト6.jpg ドラム6.jpg

クロサワ

  • Posted by: yamamoto
  • September 6, 2008 11:48 PM
  • 雑感

BSで「七人の侍」を見ました。今さらですが、その凄さに圧倒されました。
私が日本語教師になりたての二十年以上前は、日本に来る外国人はクロサワとかオズが好きという人が多く、「世界のクロサワ」というキャッチフレーズも嘘ではないんだ、なんて思った覚えがあります。

海外でもどこでも芸能には型があり、演じる者も見る者もそのルールの中で楽しんでいます。勧善懲悪ストーリー、ヒーロー像、ヒロイン像など、観客の期待や理想を形にしたような姿を形にすることが、万人向けの娯楽となるという構図です。

それを、この七人の侍では徹底したリアリズムで見事に「型」を裏切っている。50年前の映画ですが、今の映画が足下にも及ばない意味のあるリアルさに触れたとでも言う思いです。白黒がまたいいですね。

最近はみんな日本と言えばアニメ、と言いますが、ぜひクロサワも見てもらいたいものだ、と改めて思いました。

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